目次
てぷノートのデータのバックアップ
概要
- 毎日午前0時(0時00分)と午後12時(12時00分)に実行されるようにスケジュールした
- plain形式、テキスト形式のSQLスクリプトとしてデータベースの内容をバックアップ
cronジョブ設定
ユーザーごとのcronジョブは、各ユーザーが自分自身のcronジョブを設定
crontab -e
0 0,12 * * * pg_dump -U jq tep5_production > ~/dump_data/$(date +\%Y-\%m-\%d_\%H:\%M:\%S).sql
上記の説明
0 0,12 * * * 毎日午前0時(0時00分)と午後12時(12時00分)に実行されるようにスケジュール
pg_dump: PostgreSQLデータベースのダンプを作成するためのコマンド。 -U jq: データベースに接続するためのユーザー名(ユーザーjq)。 tep5_production: ダンプを作成する対象のデータベース名。 > ~/dump_data/$(date +\%Y-\%m-\%d_\%H:\%M:\%S).sql: ダンプデータを指定されたディレクトリに保存します。$(date +\%Y-\%m-\%d_\%H:\%M:\%S)の部分は、現在の日時を取得し、その日時をファイル名に使用していることを示しています。例えば、2023-01-01_12:34:56.sqlのような形式
ローカルからリモートに接続しコピーする
ローカルのMacBookにUSBを挿して移動する
% cd /Volumes
% ls
% cd 'USBメモリー名'
% cd 'ディレクトリ名'
リモートマシンからUSBメモリーにディレクトリをコピーする
% scp -r jq:/home/jq/dump_data .
新しいファイルのみコピーする
% rsync -av --ignore-existing jq:/home/jq/dump_data/ .
バックアップスクリプトをまとめて実行プログラムにする
homeにbinディレクトリを作りプログラムを置く
# binディレクトリが存在しない場合は作成 mkdir -p bin # binディレクトリに移動 cd bin
ファイルを用意する
vim usb_sync_tep_dump.sh
シェルスクリプトを書く
#!/bin/bash # USBメモリがマウントされているディレクトリに移動 cd /Volumes/'USBメモリー名' # ディレクトリに移動 cd 'ディレクトリ名' # rsyncコマンドを実行 rsync -av --ignore-existing jq:/home/jq/dump_data/ .
実行権限を与える
chmod +x usb_sync_tep_dump.sh
bin ディレクトリへのパスを ~/.bashrc の設定ファイルに追加する
echo 'export PATH=$PATH:/Users/jq/bin' >> ~/.bashrc
設定を反映させる
source ~/.bashrc
この手順によって、/Users/jq/bin ディレクトリ内にあるスクリプトが、どのディレクトリからでも実行できるようになる